小津安二郎監督はずっと気になっていた。
でも今一歩手が出なかったのはただ単に偏見なんだけど古い映画だし観づらいんじゃないかって思ってたから。 でも全然違った。 むしろ観やすかった。 もうっ!偏見ってホント邪魔くさいよなぁ。 友人から聞いたのだけど、小津監督はセットの家具や小物の位置のほんの数センチにまでこだわってたみたい。 家の中の映像がとてもよかった。 その映像だけでもうワクワクだった。 それ自体が何かを語ってた。 そして人間もその一部って感じで。 そう感じたのは俳優の演技が結構無表情なせいかもしれない。 淡々としてる。 最初はそれが滑稽に思えて不思議な感じだった。 でもだんだん慣れてきて引き込まれていった。 現実はこうなのかもしれないって思っちゃった。 淡々さが徹底されてる。 徹底されてるせいかある種の緊張感があった。 原節子さんがとてもきれいだった。 でも主役とか関係なく登場人物一人一人が印象に残ってて一人一人に親しみを感じちゃった。 人間の美しさだけでなく、醜さや欲深さ、弱さも描かれてるのだけど基本的にとても美しかった。 何でだろう。 とにかくとても美しかった。 それは監督さんが美しいもの知ってるからだろうなぁ。 うーん、どうなんだろうな。 他の作品も是非観てみたい。 (本日の一曲) sketch show「Chronograph」
by akiyama-yoko
| 2005-09-08 21:42
| 映画Movie
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