山田詠美「風味絶佳」を読んだ。
表紙からして何かいい予感のする作品。 関係ないけど最近の帯って縦長なのが多いよね。流行かな。 山田詠美さんの小説は山田詠美の色が濃くてそれにぐいぐいぐいぐいひっぱられていくという印象だった。 そういう山田詠美ワールドを常に期待して読んでいた。 でも今回のはいい意味で普通だった。 別にらしさとか個性とかそういうのってどうでもよくていい作品であればいいのだと思っちゃった。 私は秋山羊子らしさを出そう出そうとして私なりに苦しんだ。 でもそうじゃない。それが目的じゃない。 音楽でも小説でも映画でも何でもいい作品に出会うとやるべきことがすぐにできなくてもそこから逃げないでいようという気になれる。 詠美さんありがとう。 あとよかったのはこの小説から「やさしさ」を感じたこと。 山田詠美はこれからも要チェックな作家だよ。 (本日の一曲) Dragon Ash「静かな日々の階段を」
by akiyama-yoko
| 2005-09-17 20:50
| 本Book
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